タロットって、どんな占い？

タロット占いって、どんなふうに占って、どんなことが占えるのか、書いてみようと思います。

　

タロット占いは、タロットカードをある一定の法則で並べて、その時でたカードの意味を読み解く占いです。

まぁ、言ってしまえば、偶然出たカードによる占いなわけです。

「偶然だなんて、そんなので当たるの⁉︎」と思われるかもしれませんが、コレが意外と当たるのです。

私の自論からすると、

　

「世の中に、偶然は無い！全ては必然である！」

　

と言ったところでしょうか(^_^;)

この「意味ある偶然の一致」のことを「シンクロニシティ」と名付けた偉い心理学者もいましたが、、、

とにかく、偶然展開されたカードが、質問者やその相手、現在過去未来の状況を示していくのが、タロット占いなのです。

　

では、出たカードをどのように読んでいくかというと、これは占う者のセンスと技量が問われることになります。

何故かというと、タロットカードの1枚1枚には、様々な意味が与えられていて、「このカードが出たら、この意味」という決まった法則がないからです。

勿論、基本となるキーワードはありますが、そのキーワードだけを使ってカードを読むと、「現在は『崩壊』していて、未来は『誕生』します」といった具合に、訳のわからないリーディングになってしまうからです。

出たカードの意味を踏まえて、そのカードからどんなイメージを感じ取るか。

そして、そのイメージからどんな言葉を紡ぎだすか、がリーディングにおいては重要だと思います。

上の例で行くと「現在は『破綻した関係』ですが、雨降って地固まる、未来の状況では『まるで生まれ変わったような新たな関係』を築けそうです」といった感じのリーディングになるわけです。

　

このように、偶然出たカードを、占者がインスピレーションを駆使してカードからのメッセージを読み解くのが、タロット占いなのです。

　

同じカード展開となることは、あまりない。

でも、違うカード展開でも、読み方によっては同じ結果となる場合もある。

逆に、同じカード展開でも、読み方によっては違う結果となる場合もある。

　

偶然と占者のインスピレーションという、いわば一期一会の占い。

それがタロット占いだと思います。