御岩神社で不思議体験!

日本有数のパワースポット、茨城県日立市に鎮座します、御岩神社に行ってきました。

御岩神社がなぜ「日本有数のパワースポット」なのかというと、

宇宙飛行士が宇宙から地球を見た時に、
一か所だけ、光の柱が見えたそうです。
調べてみたところ、その光の柱が立っていた場所が、御岩神社だったのです。

そんな御岩神社は、日立市の山間部に位置しています。
行く道の途中には「本山の一本杉」という、道の真ん中にドカンと生えている、ご神木級のパワーを持った杉がお出迎えしてくれます。

「本山の一本杉」のあるあたりは、その昔、「日立鉱山」があり、在りし日には工夫たちの家が立ち並び、町は賑わいを見せていました。
しかし、採掘量減から1981年に「日立鉱山」は閉山。町はゴーストタウンと化しました。。。
そんな「日立鉱山」の在りし日をしのびながら、「本山の一本杉」のパワーを感じながら、御岩神社を目指してみてください。

 

さて、御岩神社は、国常立尊をはじめ、188柱もの神様を祀っています。

御岩神社に行けば、大抵の神様にはお会いできるという、なんともお得、、、
いやいや(^_^;)ありがたいお社です。

鳥居をくぐると、そこはもう、静謐な森。

鳥居をくぐったら、まずは左手にある「祓戸神社」で、祓戸四神に祓い清めしてもらいましょう。
祓戸神社の右脇には、入山者のための杖が置いてあります。
御岩山頂を目指すなら、ここで杖を借りていきましょう。

参道の木々の根本や石、地面には、立派な苔が群生しています。
手つかずの自然が、そこにはありました。

鳥居をくぐってから約8分ほどで、御岩神社拝殿に着きます。
拝殿の手前には、斎神社があります。
斎神社の天井には、見事な龍が描かれています。

斎神社の中には、阿弥陀如来像も安置されています。
ここ御岩神社では、今でも神仏習合なごりが、色濃く表れています。

斎神社を過ぎると、すぐに御岩神社拝殿が見えてきます。

御岩神社の拝殿の前に立つと、いつも白い光を、感じます。
御社紋は「三つ葉葵」徳川家の家紋です。
ここ御岩神社は、水戸藩代々の藩主が参拝に訪れる、水戸徳川家の祈願所だったのです。

拝殿で参拝を済ませたら、いよいよ、御岩山へ入山です。
拝殿の左手にある、表参道から登拝開始!

参道は高い木立が周囲を取り囲み、足元には木の根や岩がゴロゴロとしている、「ザ・山!」です。
(決して、軽装で入山しないでください。ヒールのある靴での入山はお勧めできません!)

拝殿から、参道の植物を観察しながら、かなりゆっくり歩いて30分。
御岩山中腹にある、かびれ神宮に到着します。

いつもは、かびれ神宮を参拝して下山してしまう柏木ですが、今日は山頂を目指しますよ!

山頂へ向かう道は、今までよりも更に険しくなります。
もはや、周りの植物を見物する余裕もなくなります(^_^;)
10月だというのに、汗が出てくる。
水分など、登山の装備を忘れずに!ただし、御岩山は神域のため、食事は禁止です!栄養補給は入山前に済ませましょう。

このように険しい山道を歩き続けていたら、「私は夢を叶えるために、この山を登っているんだな」という考えが浮かんできました。「あれ?私の夢ってなんだっけ???あぁ、占い師だ!」
山を登りながら、自分の夢が占い師になることだったと再認識した柏木(今更なにを言ってるんでしょう。気づくの遅すぎ(^_^;))

木の根がはびこる山道をさらに登っていたら、頭の中に不思議な声が響いてきました。

「お前は、夢を叶えたくて、山を登っておるのだろう」

そうです、叶えたい夢があるから、この険しい山道を進んでいるのです。
普段から歩きなれていない私の足は、悲鳴を上げ始めているけれど、
山にはエスカレーターもなければ、山道を運んでくれる車もない。
自分の足で、一歩一歩、進んでいくしかないのです。

かびれ神宮から、ゆ~っくりとしたペースで登ること約30分。
ようやく、御岩山の山頂にたどり着きました!

最高の見晴らしです!ありきたりだけど、清々しい気分になりました。
山頂の右手に回り込むと、御神体が祀られている場所があります。

中央にある石柱が御神体です。御神体を拝んでいると、また不思議が声が聞こえてきました。

「よく、たどり着いた。
ここまで自分の足で、一歩一歩、大地を踏みしめて進んできたように、
お前の夢も、一歩一歩、おのれの足で進んで、つかみ取るのだ。
ここにたどり着くことが出来たように、必ずお前の夢にも、たどり着けるだろう」

登山の疲れも吹き飛ぶ、ありがたいお言葉を頂きました。
自分の夢は、自分の足で歩いて、つかみ取らなければならないのだと、決意を新たにしました。

ご神体にお礼を告げて、山を下り始めました。

下山道の途中で、こんな出会いがありました。

蛇に遭遇!
悠々と参道の真ん中を横切っていきます。
神社で蛇に出会うのは、良いお知らせ♪
しかし、この蛇、頭の形が角ばっているような・・・
角ばった頭は、毒蛇の特徴。近づかないように、そーっと見守ることにしました。
蛇はゆっくりと、茂みの中に消えていきました。
帰宅してから調べてみたところ、この蛇、ナント・・・

マムシでした\(◎o◎)/!

御岩山に入山するときは、危険生物にも注意しましょう。

非常にゆっくりとしたペースで登った結果、拝殿を出発して戻ってくるまでの往復を2時間30分かかってしまいました(^_^;)
御岩神社のパンフレットによると、片道60分ということですから、私は30分余計にかかったようです。

 

不思議な声との出会い、そして、マムシとも出会い(^_^;)
色々な体験ができた御岩山登山でした。
みなさん、くれぐれも軽装で入山しないでくださいね。