すべてを失ったその先に──伊邪那岐命がくれた、新たなご縁への道しるべ

🌑最愛の人を失い、黄泉の国へと向かった神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、妻・伊邪那美命「いざなみのみこと)を深く愛していました。
けれど、火の神を産んだことで伊邪那美命は命を落とし、
黄泉の国(よみのくに)へと旅立ちます。
伊邪那岐命は、黄泉の国まで彼女を迎えに行きますが──
再会した妻は、すでに“死の神”としての姿に変わっていたのです。
彼は恐れ、逃げ出し、
そして二人の間には、永遠の別れが訪れます。
このとき、伊邪那岐命は
「愛する人を失う」という、
神でさえ経験する“喪失の痛み”を体験するのです。

🌊悲しみの中で選んだ「禊(みそぎ)」
絶望の中で地上に戻った伊邪那岐命は、
自らの身に宿った“黄泉の穢れ”を落とすため、
海で禊(みそぎ)を行います。
この行為は、ただ体を清めるための儀式ではありません。
それは、
「悲しみに沈んだままではいられない」
「新たなご縁を迎えるために、自分を整えたい」
という、魂の決意と再出発の象徴だったのです。
✨禊のあとに生まれた、未来を照らす神々
その禊の中で生まれたのが──
・太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)
・月の神・月読命(つくよみのみこと)
・海と嵐の神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)
これらの神々は、
のちに日本の世界を司る存在として知られることになります。
つまり──
「すべてを失ったあと」だからこそ、
新しいご縁と希望が生まれたのです。

🌿すべてを失ったとき、人生は静かに始まりなおす
私たちも、人生で「すべてが崩れた」と感じる瞬間があります。
・大切な人との別れ
・長年続けた仕事や場所からの卒業
・自分自身が変わってしまったことへの戸惑い
でも、それは終わりではありません。
むしろそれは、
新たなご縁を迎えるための“禊の時間”なのです。

伊邪那岐命がそうであったように──
過去を丁寧に手放したあなたには、
これから出会うべき“新しいご縁”が、必ず待っているのです。
💫次のご縁に出逢いたいあなたへ
「過去を手放したのに、まだ何も始まらない」
「もう新しい縁なんて、来ない気がする」
そんなふうに感じている方へ。
神様は、過去を越えたその先で、
あなたの魂にふさわしいご縁を必ず用意してくださっています。

鑑定では、伊邪那岐命をはじめとした
日本の神々の言の葉を通して、
魂の再出発とご縁の兆しを読み解いております。
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