ご縁は、育ててゆくもの──玉依姫命の“育てる愛”に学ぶこと

今日ご紹介するのは、

姉の子を育て、やがて愛を育み、

未来へと命をつないだ女神──玉依姫命(たまよりひめのみこと)のお話です。

 

彼女の物語は、

「ご縁は出会った瞬間に完成するものではなく、

時間をかけて育ててゆくもの」だと、

そっと私たちに教えてくれます。

託された命を、愛で育む

玉依姫命のもとにやってきたのは、

姉・豊玉姫命が海へと帰る際に託した赤子──

鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)です。

 

玉依姫命はその子を、自らの子のように大切に育てました。

血のつながりよりも深く、魂でつながったご縁を信じて──。

 

そこには、母のような愛、

そしてゆっくりと育っていく“信頼”がありました。

やがて育まれた愛と、新たな命

やがて、成長したその子──鵜葺草葺不合命と、

玉依姫命は結ばれます。

 

「えっ、育てた子と結婚!?」

と驚く方もいるかもしれませんが、

日本神話においては、“魂の縁”が優先されることも多くあります。

 

彼女にとってそのご縁は、

血縁ではなく、育ててきた信頼と愛の結晶だったのでしょう。

 

そして、ふたりの間に生まれたのが──

初代天皇となる「神武天皇」なのです。

ご縁は“選ぶもの”ではなく、“育てるもの”

恋も、結婚も、すぐに答えが出るわけではありません。

 

「相手がはっきりしてくれない」

「関係が進展しない」

そんな風に感じて、不安になる日もあるでしょう。

 

けれど、

“今ある時間”を一緒に過ごし、

丁寧に心を重ねていくことこそ、

ご縁を育てている証なのです。

 

玉依姫命はそのことを、

静かに、でも力強く、私たちに教えてくれます。

あなたのご縁も、いま育ちつつあります

「この人と、どうなるんだろう」

「私ばかり頑張っている気がする」──

 

そんな想いを抱えているあなたへ。

 

焦らなくていいのです。

ご縁は、ゆっくりと芽を出し、

気づけば深く根を張るものだから。

 

もし今、

“育ちつつあるご縁”の意味を知りたいと思ったら──

神様の言の葉に、そっと耳を傾けてみませんか?

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