電子ピアノはヘッドホンで音が変わる

電子ピアノを選ぶとき、多くの人は本体の価格や機能に目が行くと思います。
でも、実際に弾いていて感じたのは、
音はヘッドホンで大きく変わる
ということでした。
きっかけはヘッドホンの買い替え
私が以前使っていたのは
ローランドのエントリーモデル。
付属のヘッドホンを使っていました。
でも、オーディオテクニカの
ATH-AVA500(オープンエアタイプ)
に変えた瞬間、
一番変わったのは、
音の広がりでした。
空間が開ける。
音が前に出る。
響きの奥行きが見える。
同じピアノとは思えない感覚でした。
オープンエア型だからこその広がり
ATH-AVA500は「オープンエア(開放型)」のヘッドホンです。
密閉型と違い、音がこもらず、
自然な広がりを感じやすい構造になっています。
ピアノのように
・倍音が多く
・残響が大切な楽器
には、とても相性が良いと感じました。
まるで音が耳の中ではなく、
少し前方に広がって鳴っているような感覚です。
密閉型よりも、耳への負担が少ないのも、おすすめポイントです。
本体スピーカーよりヘッドホンの方が良い
今使っている電子ピアノKAWAI CA201の本体スピーカーは、
正直に言うと少しモコモコした印象があります。
もちろん悪くはありません。
でも、ヘッドホンで聴く音の方が圧倒的にクリア。
特にペダルを踏んだときの響きの広がりは別物です。
集合住宅に住んでいると、ヘッドホン使用はほぼ必須。
どうせヘッドホンで弾くなら、
そこに投資した方が効果は大きい。
そう実感しました。
ローランドのエントリーモデルでも変わった
以前、ローランドのエントリーモデルを使っていた時も、
ATH-AVA500を使用していました。
そのときも、音は明らかに良くなりました。
つまり、
高いピアノだから音が良いのではなく、
環境が整うと音は変わる。
ということです。
価格は約8,000円。それでも十分変わる
ATH-AVA500は、
価格帯としては約8,000円前後。
オーディオテクニカのヘッドフォンの中でもエントリーモデルに位置します。
電子ピアノを買い替えるとなると数十万円。
(前記事のCASIO CELVIANO AP-750は20万円台)
でも、
8,000円の投資で、
ここまで音の世界が変わる。
これは本当に大きいと思います。
CA201購入時の基準
今使っている電子ピアノKAWAI CA201を購入するときも、
売り場にATH-AVA500を持って行きました。
判断基準は
「ヘッドホンから聞こえる音」。
集合住宅では、実際に弾く音のほとんどはヘッドホン経由です。
だからこそ、
スピーカーの印象よりも、
自分が普段聞く音を基準にしました。
これは正解だったと思っています。
(たいていのお店では、持ち込んだヘッドフォンを使用することを快諾してくれます)
買い替えの前にちょっとした工夫を
電子ピアノをグレードアップするのは大きな出費です。
でも、
・ヘッドホンを少し良いものに変える
それだけで、世界は変わります。
特に集合住宅住まいの方は、
まずはヘッドホンを見直してみる。
それだけで、
「自分のピアノ、こんなこんなに良い音が出るんだ」
と気づくかもしれません。
KAWAIの電子ピアノの中ではエントリーモデルのCA201でさえ、
「弾いていて楽しい」
と思わせてくれる音が鳴ります。
音は、楽器だけで決まるわけではない。
ちょっとした工夫で、変わる。
私はそう実感しています。
