「運命の人」にこだわらないで!

よく、「彼が運命の人ですか?」という質問を受けることがあります。
これ、私的には非常に困る質問です。😅

 

ちなみに、新明解国語辞典の最新版第八版と、広辞苑の最新版第七版には「運命の人」という項目はありません。

恋する女性にとってはメジャーな語彙が、それなりに権威のある辞書には載っていないのです。

強いて言えば、「運命」という項目の説明から、「運命の人」の意味を類推するしかありません。

「運命の人」というメジャーな語彙であっても、をれを項目として掲載することに、作り手のためらいがあったのかもしれません。

何故なら、「運命の人」ということを定義づけることが難しいのだと思われます。


だって、あなたの周りの人皆んなが「運命の人」だからです。

大好きな彼から、嫌いな上司に至るまで、どんな人であっても、出会ったのには意味がある。
魂の成長に必要だから、神様がご縁を繋いだのです。

人は、その魂を成長させるために生まれてきました。

出会った人が自分の元から去って行くのは、お互いの魂の学びが終わったから。
そして、新たな人との出会いは、そこから魂の学びがはじまるから。

私たちは、出会いと別れを繰り返して、魂を成長させていっているのです。

そういった意味では、あなたの周りにいる人の中で、「運命の人」でない人はいません。

 

「この彼が、運命の人かしら?」
と悩むよりも、素直に出逢えたことを喜んでください。
「『運命の人』じゃないと付き合えない!」
なんて、思い詰めないでください。


出逢ったことには、必ず意味があります。
それを信じて、恋を楽しんでください。