「ダブルデッキコンビネーション占い」

2024年1月現在、「ダブルデッキコンビネーション」の占い方は行っておりません。

 

私が尊敬する、藤森緑先生の著作に「実践タロット占い」という本があります。

 

「実践 タロット占い」藤森緑

 

その本の中に、「2種類のカードを重ねて占う」という方法が紹介されています。

どういうことかというと、世界で一番使用されている「ウェイト版」というタロットに、「マルセイユ版」や「トート版」といった、ウェイト版とは違う種類のカードを使い、2枚重ねて占うというもの。

具体的に言うと、「現在の状況」を示す位置に、ウエイト版とトート版という違う種類のカードを2枚重ねて配置するということです。

 

 

写真の上の3枚(かわいい系の絵)が「ウェイト版」。下の3枚(絵が細かい方)が「トート版」です。

左から順に「1か月目」「2か月目」「3か月目」を示しており、

「1か月目」の位置には、ウェイト版の「正義」の逆位置と、トート版の「隠者」が、

「2か月目」の位置には、ウェイト版の「ペンタクルの7」と、トート版の「ディスクプリンス」が、

「3か月目」の位置には、ウェイト版の「カップのクイーン」の逆位置と、トート版の「愚者」が出ています。

 

この方法だと、一つの事象に対して、2枚のカードを使ってリーディングができるため、1種類のカードだけを使った時よりも、詳細で多角的な占いが可能になるということです。

 

ただし、通常の2倍の労力を必要とするため、占いにかかる時間も2倍に(^_^;)

しかも、同じ事象に対して、正反対の意味のカードが出ることもあり、鑑定結果をまとめるのに苦労することが多々あります。

 

でも、そうやって苦労してまとめた鑑定結果は、自分を占った時も含めて、妙に説得力のあるものになっているのです。

考えてみれば、物事には良いことも悪いこともある。

そのことを、カードが教えてくれているように思えてならないのです。

 

鑑定結果をまとめるのは大変だし、時間もかかってしまうけど、私は、しばらくはこの方法を使って占っていきたいと思います。

名付けて!「ダブルデッキコンビネーション占い」!

「デッキ」というのは、タロットカード78枚一組の呼び名。

そのデッキを2つ使うから「ダブルデッキ」

その二つのデッキをコンビネーションさせて占うから、「ダブルデッキコンビネーション占い」です!

 

というわけで、私の鑑定が結果が出るまでに時間がかかりますが、なにとぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。