映画「機動戦士ガンダム ククルスドアンの島」観てきました

実はわたくし、初代ガンダム(マニアは「ファーストガンダム」と呼ぶ)の大ファンなのです!

子供の頃に観てすっかり虜になり、TVシリーズのDVDボックスと、劇場版3部作のDVDボックスを大人買い。

それどころか、一つ1万円ちかくするガンダムのプラモデルも作ってしまうほどの「ガンダムオタク」なのです(^_^;)

 

放送から40数年の時を経て、初代ガンダムの1エピソードが映画化されると聞けば、ガンダムオタクのわたくしとしては観に行かずにはいられないわけです!

 

しかし、鑑賞するにあたっては不安な点もありました。

それは、当時、出演されていた声優さんのほとんどがお亡くなりになられていることです。

ことに、セイラ・マス役の井上瑤さんと、ブライト・ノア役の鈴置洋孝さん。

このお二人に対してはすごく思い入れがあって、特に井上瑤さんに関しては、わたくしの占い師名の「柏木瑤子、」の「瑤」の字を井上さんから頂いてしまうほど大好きなのです。

でも、お二人ともすでにお亡くなりになられてるので、今回の映画ではそれぞれ別の方が声を当てることになります。

ファンとしては、セイラさんの声は井上さん、ブライトさんの声は鈴置さん以外では考えられない。それ以外の方の声では抵抗があると思ってしまうのです。

 

その違和感に耐えられるか・・・不安はありましたが、TVシリーズの30分弱のエピソードが、どんな風に映画版として描かれるのかという好奇心を押さえられず、映画館に足を運ぶことにしました。

 

映画を見た率直な感想は・・・

 

古谷徹さん、すげぇ!\(◎o◎)/!

 

でした(^_^;)

アムロ・レイ役の古谷徹さんの声が、40年前と全く変わっていなかったことに、とても驚きました!

年齢を重ねれば、声もおのずと変わっていくものですが、古谷さんの場合は年齢を感じさせることもなく、また、現在人気を博している「名探偵コナン」の安室透でもなく、まさしく40年前のアムロ・レイそのものを演じておられました。

劇中では、アムロの名台詞である「オヤジにもぶたれたことないのにぃ!」が出てくるのですが、もう、40年前にタイムスリップしたかのように、寸分たがわぬお声でした。

69歳で15歳の少年の声を演じる。しかも、40年前と全く変わらぬ声を出せるなんて、並大抵のことではありません!

 

そして、心配だったセイラさんとブライトさんの声ですが・・・

 

全く違和感ありませんでした!

 

セイラさんの声は潘めぐみさんが担当。この方は、TVシリーズでアムロとシャアの運命の女性であるララァ・スンを演じた潘恵子さんの娘さんです。

ララァの娘さんがセイラさんを演じるなんて、なんだか運命的だなぁ~と感じ入ると同時に、セイラさんの凛とした部分も見事に演じきっておられて、きっと天国で井上さんも満足しているだろうなと思いました。

それから、ブライト役の成田剣さんは、「え?これって、鈴置さんの声じゃないの?」と思うほど再現率が高くて、聞いていて全く違和感はありませんでした。

 

ストーリーも、TVシリーズでは異彩を放っていた「ククルスドアンの島」というエピソードが、1年戦争の時代の流れの中に上手くリンクされていて、とても見ごたえがありました。

そんなわけで、劇場で販売されていたBlu-rayを即買い(^_^;)

またまた我が家にガンダムグッズが増えることとなりました。